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9月も中旬に入り、少し暑さも落ち着き始めた様子でしょうか。つい先日自由が丘では秋雨前線の影響からか、1時間100㎜以上の豪雨がありました。弊社近くでも半地下駐車場や地下店舗などは大変な被害に遭われたところを多く見かけ、大変な有り様でした。今まではニュースで聞くだけの「1時間100㎜以上の雨」でしたが、これを間近で経験すると他所で起きましたと聞くだけで心配になってしまいます。一日も早い復旧を願ってやみません。
少し前の話になりますが、大田区北千束エリアで戸建ての査定依頼をいただきました。 誠にありがとうございます!
大田区の北千束エリアは東急大井町線と目黒線の「大岡山」駅、同じく大井町線の「北千束」駅を要しており、多少の起伏がありますが、住宅地と商店街を有するエリアです。東京科学大学(旧東京工業大学)のキャンパスも隣接していて、学生も多く、「大岡山」駅が急行停車駅とハブの機能もあるので、大変人気の高いエリアでもあります。
今回のお客様は相続した戸建てが古く、自身も別に住戸があるので今回の相続物件は余剰資産として売却のご要望がございました。この地域は第1種低層住居専用地域以外に第1種中高層住居専用地域も多く、様々な不動産の開発業者からも人気のある地域で、買取業者のプレーヤーの幅が広いのも特徴です。
ただ、古くに決定した都市計画道路に指定された区画があるので少し注意が必要な場合もあります。また「私道」も時々みられ、権利関係の調整にも十分注意が必要になります。私道があると、道路幅員が狭い場合や上下水管やガス管に問題があることが多く、高低差がきついところだと解体や造成にも費用が掛かることもあるので、事前によく調査を行うことが重要です。
調査の結果、具体的に問題が出てきた場合に、それを解消するのかしないのかでも査定に影響が出てきます。弊社ではこの点に注力しており、解消するための道筋や方法も必要に応じて調査しています。表面的な査定と、色々と調査をした後の査定ではその金額も大きく変わってくる場合がありますので、どのタイミングで査定を行うかは実は重要なポイントだったりするのです。
弊社ではそういった部分を大切にしていますので、できる限りお客様のメリットになる様に「査定」一つとってもより良いものを心掛けています。お客様にとって「より良いお取引を実現してもらうこと」が不動産会社の責務と認識し、1つでも「よかったな」と思って頂けるよう、一つひとつ丁寧に取り組ませてもらっています。